ベルギー、ヴィルフォールデの広大な敷地にコマツヨーロッパインターナショナルの本社があります。ここでは、ヨーロッパ、アフリカや中東の一部地域におけるコマツ社員を取りまとめ、お客さまとステークホルダーの皆さまを幅広くサポートしています。400人以上の社員が働いており、生産、サービス、物流などを支えるネットワークの中心となっています。
ベルギーは1967年以来、社員との連携がしやすく、多くの拠点へ部品を素早く届けられるという立地を活かし、コマツヨーロッパの戦略拠点として発展してきました。ブリュッセル近郊のヴィルフォールデに本社が設置されたのは1973年であり、コマツヨーロッパを統括する拠点となっています。
本社は多様で国際的な雰囲気に包まれています。社員の国籍はおよそ35か国にわたり、日常的に国境を越えたチームワークで業務を行っています。たとえば、ドイツ人エンジニアがイタリア人技術者と協働したり、ベルギー人の管理者がフランス人物流担当者と連携したりするのは珍しくありません。
社員たちは、セールス、アフターサービス、エンジニアリング、マーケティング、法務、コンプライアンス、財務、人事、技術サポートなど、多岐にわたる分野で専門性を発揮し、ここでは各種研修会も実施されています。
ヴィルフォールデの本社には生産ラインこそありませんが、ヨーロッパ各地の工場と緊密に連携し、重要な役割を担っています。
活動の範囲は北欧の寒冷地から、地中海沿岸、さらにはアフリカまで広がっています。
社員はオフィスワークだけではなく、実際に現場にも出向き、お客さまや販売代理店、パートナーと直接コミュニケーションを取ります。現場を重視したアプローチです。そこで得られたリアルな声と信頼関係こそが現場に即した支援やソリューションに繋がっています。